H&Mグループ、サステイナブル・コットンのランキングで第3位に
WWF、ソリダリダッド(Solidaridad )、PAN UKはが発表したサステイナブル・コットン・ランキングにおいて、H&Mグループが世界第3位となりました。
「H&Mグループは何年もの間、よりサステイナブルなコットンの素材を使うことに取り組んできました。とりわけ、公開するターゲットを設定し、サプライチェーンにおいて流通過程の履歴を管理し、よりサステイナブルなコットンを導入しています。2020年末までに、よりサステイナブルな素材から100%コットンを調達するという壮大な目標に達すれば、業界内で他社に刺激を与え、先導的な例となるでしょう。」
デイビット・ブロック(David Bloch)
WWFインターナショナル、コーポレート・パートナーシップ・ヘッド
サステイナブル・コットン・ランキング2020は、77社の企業の、各社のポリシーやトレーサビリティ(流通過程の履歴管理)、サステイナブル・コットンに関する実際の取り込みにおける評価を表しており、H&Mグループは、第3位となりました。このランキングは、コットンの市場をサステイナブルに変えていくことを促進するための改善機会を強調するものでもあります。
「私たちがよりサステイナブルなコットンを仕入れることに取り組んできた経過を、WWFとソリダリダッド、PAN UKに評価されたことはとても喜ばしいことです。また、私たちだけでなく、より多くのファッションブランドがさらにサステイナブル・コットンを仕入れるよう取り組んでいることは、素晴らしいことです。 この協同的なアプローチは、コットン業界全体にポジティブな影響を与えるために必要なのです。」
セシリア・ブランステン(Cecilia Brännsten )
H&Mグループ、環境サステイナビリティ・マネージャー
コットンは、H&Mグループが製品のために最も多く調達する繊維です。2030年までに全ての素材をリサイクル、もしくはよりサステイナブルな方法で調達されたものに切り替えるという企業としての目標に沿って、よりサステイナブルなコットンに投資することはH&Mグループにとっての優先事項です。毎年、徐々にベター・コットン・イニシアティブ(BCI)のコットンだけでなく、オーガニックコットンやリサイクル・コットンの調達を増やしてきましたが、2019年までにH&Mグループで調達された全コットンの97%をこれらの3種類が占め、2020年までに100%を達成することに向けて順調に進んでいます。
よりサステイナブルなコットンを仕入れるというH&Mグループの尽力は、テキスタイル・エクスチェンジ(Textile Exchange)にも毎年評価されてきました。同団体のMaterial Change Index (MCI)は、企業のよりサステイナブルな素材調達への進展を測る指標であり、国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)と循環型経済(サーキュラーエコノミー)への移行に足並みを揃えたものです。
このMCI 2019の中で、H&Mグループは少数の他の企業と共に優良企業と位置付けられており、先進的なサプライヤーマッピングや規格・認証の使用、ラベル表示、カスタマーエンゲージメントに加え、適切な素材と目標設定など、ポートフォリオ全体をカバーする包括的なアプローチをしていることを表しています。
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